(訂正あり)
前回の投稿で、シリアサッカー連盟幹部によるオマル・スーマ選手の代表復帰が決定しているかのような発言に対し、真偽不明と書きました。でも、どうやら本当に実現しそうです。スーマ選手本人も、所属クラブのサウジアラビアの「アル=アハリー」も復帰については同意をしているみたい。
また、「シリア・プロスポーツ」は8月21日のフェイスブックの投稿で、スーマ選手は今月23日、代表キャンプに合流するため、クウェートからマレーシアに向かうとの記事を掲載しています。
(訂正)当初本文では、スーマ選手はすでにマレーシアに向かった旨記載していましたが、これはぼくの読み間違いで、ただしくは、水曜日、つまり8月23日に発つ予定、です。考えるまでもなく、スーマ選手の所属クラブサウジのアル=アハリーは、8月22日(マスカット、現地時間)にアジアチャンピオンズリーグ準々決勝でイランのペルセポリスと対戦することになっていました。そんな大事な試合前にチームを離脱するわけありません。今朝(8月23日)、この試合でスーマ選手が得点をあげたという速報(試合は2対2の引き分け)を読み、あれれおかしいなと思い、自分の誤訳に気がついたというわけです。恥ずかしい。面目なし。2017/08/23
ワールドカップアジア最終予選、シリアは日本とは別の組に入っていますが、いよいよ面白くなってきました。今月31日の日本対オーストラリア戦はもちろん気になりますが、同日開催のシリア対カタール戦も目が離せません。
だけどそうなると、前々回紹介した記事にあった、スーマ選手の名前がシリアの治安機関(ムハーバラート)の手配犯リストに記載されているという話はガゼネタだったということか(「革命支持」表明したシリア主力選手)。
元記事URL http://akhbaar24.argaam.com/article/detail/351875
シリア代表 W杯のトレーニングキャンプにスーマを招集
掲載紙:スポーツ24/DPA(ドイツ通信社)配信
掲載日:2017年8月19日
(文中✴︎は訳注)
(✴︎オマル・スーマ選手が所属するサウジアラビアのクラブ)アル=アハリーは、シリアサッカー協会から、代表チームのキャンプにオマル・スーマの合流を求める公式レターを受け取った。
シリア代表は、マレーシアでキャンプを行う予定。キャンプでは今月22、26日にマレーシア、イラク各代表との親善試合を行うことになっている。
シリア代表は、2018年のW杯の出場権をかけた予選で、今月末、カタールと対戦する。
スーマは5年以上にわたる空白期間を経てシリア代表に復帰することになる。
スーマは今シーズンのサウジリーグで2得点を記録、同リーグで(✴︎2014/15から2016/17の3シーズンで)通算75ゴールあげ、リーグを含む全公式戦での総得点は107ゴールにのぼる。