2020年世界最優秀「応援アート」はティシュリーンSCのウルトラス・イーグルス

ウルトラス-ティフォ（ULTRAS-TIFO.net）は、２０２０年の世界最優秀ティフォの投票結果を発表しました。１位は、シリアのティシュリーンSCのサポーター集団「ウルトラス・イーグルス」が、２０２０年１０月のラタキア・ダービー、フッティーン戦で掲げたティフォが選ばれています。

ティフォとは

「ティフォ」と言っても日本では耳慣れない言葉なので、見出しに「応援アート」と仮に表記しました。試合会場でサポーターが掲げる旗や、垂幕、ゲーフラ、人文字などをさす言葉だそうです。イタリア語で熱狂的なファンのことをティフォージというそうですが、そこから派生した言葉といいます。

最優秀ティフォに選ばれたウルトラス・イーグルスについては、本ブログでも何度か取り上げています。シリア国内最強のサポーター集団で、動員力、創造性、そしてその熱量において、他チームのサポーター集団を圧倒しています。その一方、ときに暴走することもあるようで、暴力沙汰など不祥事などたびたび報じられています。

ウルトラス-ティフォによると、ウルトラス・イーグルスは今回の選定対象の中で唯一の非ヨーロッパのサポーターグループで、アラブ諸国で１位に選ばれたのはウルトラス・イーグルスが初めてのことだそうです。

なお、この選定を行った、ウルトラス-ティフォという団体。どういうところなのか、私自身知りません。それほど意味のあるランキングなのかどうか不明です。