シリア代表にフリービーン復帰か

シリア代表
「アラブ」のサイトより

シリア代表チームに関する話題を、「アラブ」(2021年7月13日)(خربين يعود لتعزيز صفوف منتخب سوريا | | صحيفة العرب)から3つお届けします。

フリービーンの「追放処分」解除

前任のナビール・マアルールによって代表チームから「恒久的追放処分」を受けていたオマル・フリービーン(ワフダ= UAE)が復帰することになりそうです。

フリービーンは2020年11月のUAEで行われた代表チームの合宿で、「戦術的領域に介入した」として当時の監督によってチームから追放処分を受けていました。そのマアルール監督が辞任するとさっそく、シリアサッカー連盟のハーティム・ガーイブ会長は7月13日、新監督のザール・マフルース監督に対し、フリービーンの追放処分を解除するよう要請したとのことです。

追放処分を受けた後、フリービーンは「マアルールが監督をやっているチームには絶対復帰しない」と表明していました。

ヨーロッパ、南米のシリア系選手にも注目

新監督の二ザール・マフルース。就任直後から守備力強化を目的に、主に国内クラブに所属するディフェンダー陣を集めてトレーニングキャンプを始めています。

また、マフルース新監督は、ヨーロッパやアルゼンチンに移民したシリア系選手とも今後連絡をとっていく意向を明らかにしました。

マフルース監督は唐突に「アルゼンチン」の名前を挙げていますが、現在アルゼンチンリーグには、元U19コロンビア代表FWのシリア系コロンビア人、パブロ・サッバーグという選手がプレーしています。過去何度も代表メンバーに入るのではとの報道がなされており、同選手を念頭にした発言なのかもしれません。

アジア最終予選のシリアの「ホームゲーム」開催地

シリアサッカー連盟のガーイブ会長は、9月から始まるワールドカップアジア最終予選(3次予選)での、シリアのホーム扱いの試合の開催地として、ヨルダン、カタール、バーレーンを候補に協議を進めていることを明らかにしました。2次予選は、UAEで開催していましたが、最終予選ではシリアはUAEと同組になったので、今回は候補から除外されています。

最終予選では、シリアは、UAEの他、イラン、韓国、イラク、レバノンとともにグループAに入っています。

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