アルスーマはやって来ないのか

2018年にロシアで開催されるワールドカップ出場権をかけてアジア第2次予選が行われています。日本は、シリア、シンガポール、アフガニスタン、カンボジアとともにグループEに入っています。

このグループの最大(唯一)の強敵はシリアだと目されています。シリアの実力は戦時下にあるにもかかわらず侮れません。とくに、日本ではほとんど知られていませんが、サウジアラビアのチームでゴールを量産しているオマル・アルスーマというストライカーは、日本にとってきわめて危険な存在となるはずです。

ところが、このアルスーマ、近年シリア代表の招集に応じていません。現在のシリア政府に反対しているからだと言われています。にもかかわらず、ファンの間では代表の試合が近づくたびに、アルスーマを待望する声が高まっては、裏切られるということがくり返されています。

今回紹介するごく短い記事は、アルスーマが公式文書を通じて、代表への招集を断ったという内容。日本にとっては幸いだとも言えますが、このすばらしい選手を日本で見られる機会を逃したことになるわけで、少しガッカリです。シリアが予選を勝ち進めば、もしかしたら復帰することもあるかもしれません。

なお、シリア代表は予選3試合を終えた時点で、勝点9(3連勝)で、同7の日本を抑えてトップにいます。両チームは10月8日、中立地オマーンで直接対決します。


元記事URL:

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アルスーマ、アジア予選への不参加公式に表明

 

KOOORA
2015年8月31日

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(写真 http://www.kooora.com/?n=429021&o=n1000324より)

サウジアラビアのアルアハリーに所属するストライカー、オマル・アルスーマ選手が、2018年ロシアワールドカップ兼2019年UAEアジアカップの予選で、シリア代表に参加しないことが公式に確認された。

サウジアラビアサッカー連盟からシリアサッカー連盟に公式文書が届き、その中でアルスーマは、個人的理由でシリア代表に参加せず、ファンたちを落胆させたことついて謝罪している。ファンは次の木曜日(9月3日)に開催される予選第2節のシンガポール戦で、アルスーマのチームへの合流が不可欠だと要求していた。

シリアサッカー連盟は2か月前に、サウジ連盟を通じて同国のアルアハリーに対して公式文書を送付、バーレーンとの親善試合とアジア予選でのシンガポール、カンボジア戦で同選手の代表への合流が不可欠であることを伝えていた。これに対して同選手から否定的な返答がもたらされたわけである。

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